[git] gitリポジトリ/作業フォルダのクリーンアップ

     
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いつもの作業フォルダで作業を続けていると、気づかずに git 管理上の問題を抱えていることがあります。問題と解決方法を説明します。

いつものフォルダでいつもの作業

普通に、いつものフォルダで継続して作業を続けていると思います。

そんな環境下では、潜在的な問題が発生しているかもしれません。

定期的に 以下の問題が発生していないかをチェックした方が安心です。

潜在的な問題点
  • git に追加されていないファイルを使って、作業している
  • git に追加すべきで無いファイルを追加してしまった

git に追加していないファイルを使って作業していても、ローカルには存在しているので すぐに 問題は発生しません。

しかし、別ブランチをチェックアウトしてしまってファイルが無くなったり、別の人が別 PC 上に環境を作ろうとして、ファイルが不足していることに気付く ということが起こりえます。

git に追加すべきで無いファイルは、さらに時間が経ってから問題が顕在化してきます。

リポジトリのサイズが大きくなりすぎてしまったり、共有すべき情報でなかったり、見つかりにくい問題ですが、見つかると修復するのが面倒な問題が多いです。

このような潜在的な問題点が、毎日少しずつ溜まっているかもしれませんので、定期的にクリーンアップすることがおすすめです。

クリーンアップ

以下のような手順でメンテすることで、gitもクリーンに保てるし、環境のチェックにもなります。

チェックリスト
  • git全体をバックアップ
  • git中の不要な巨大ファイル等のチェック
  • 不要ファイルが見つかったら、履歴からも削除してgitリポジトリを軽量化
  • 作業ファイルフォルダをバックアップ後に削除して、新しくcheckout/clone
  • 改めて、Xcode等で正しくビルドできるかをチェック
  • 使っている外部ライブラリの最新バージョンチェックと互換性確認

CI(Continuous Integration)

CI サーバーを設定しておくと、上記の クリーンな環境に checkout してビルドし直し を自動的に行うことができます。

そういう意味でも、CI サーバーを設定しておくのは役に立ちます。

まとめ

git リポジトリのクリーンアップ
  • 作業ディレクトリをバックアップ
  • 作業フォルダをクリーンにして、checkout
  • ビルドして動作確認

作業環境をクリーンにしておくことは、ソフトウェア開発の効率アップにもつながります。

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