Foundationは、意外なものもたくさん用意してくれています。きちんと理解しておくと、役立つ日が来るかもしれません。
ここでは、その1例を紹介します。
紹介するのは、”Measurement”です。
大半の人が知らないと思います。少なくとも自分は、全然知りませんでした。
何をするものかというと、数値を扱うときに、その単位等も含めて扱うことができるようにするクラスです。
例えば、体重50kgを変数に保存するとします。
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// おそらく、大半が以下のように書いてます let weightInDouble = 50.0 // Measurementクラスを使うと以下のように書きます。 let weightInMeasure = Measurement<UnitMass>(value: 50.0, unit: .kilograms) |
Doubleで持っている時は、設計者間で、”この値はkgで扱っている”ということを記憶しておかないといけないのですが、
Measurementを使っている方は、単位が明らかですよね。
ちなみに、単位間の変換係数も用意されているので、単位間の変換も簡単です。
例えば、スピードだと、キロ〜マイル間の変換はもちろん、ノットとの変換の係数も定義されています。
知っておくと便利だと思います。
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