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増え続けるディスク使用量
ソースコード は、テキストファイルなので、基本的に データサイズで困ることは少ないです。1Gバイト分のソースコード を書くのは無理だと思います。
しかし、コンパイル後のオブジェクトファイルやライブラリのサイズは、気をつけていないとあっという間に増えてしまいます。
Xcode を使っていると、AppStore への提出まで、マウス操作だけでできてしまうので、コンパイル後のファイルを気にすることは少ないです。
どこ?
~/Library/Developer/Xcode 以下に、Xcode 関連のファイルが作られます。たまに覗いて、意味を確認しながら削除するのがおすすめです。
# 逆説的ですが、Xcode がどのような情報をキャッシュするのかがわかってきます。
特に、~/Library/Developer/Xcode/DerivedData は、削除対象になります。
Xcode プロジェクトのコンパイルされたオブジェクトファイル等がここに作成されます。
どれくらいの容量が使われている?
自分の MacMini での使用量をチェックしてみました。
Developer フォルダ以下には、120G も使われていました。DerivedData フォルダ以下だけでも、18G でした。
DerivedData フォルダは、2ヶ月くらい前に一度削除していますが、今見ると、もう 18G 使ってました。全部で 500G の SSD なので、およそ 4% です。
4% は、少ないとも感じますが、現在の空き容量は、35G なので、空き容量が、1.5倍になるとも考えられます。
なお、iPhone/iPad simulator 関連のファイルは、~/Library/Developer/CoreSimulator や ~/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport に配置されていそうです。
こちらも、自分の環境で 52GB + 33GB = 85 GB くらい使用しています。
どうすれば?
DerivedData フォルダ以下を削除してしまいましょう。
このフォルダは、ソースコード 等から生成されたファイルですので、再生が難しいものは無いはずです。
Simulator 関連のファイルは、iOS DeviceSupport フォルダ以下は、OS のデータに見えるので削除しても良いかもしれません。(試していませんので、自己責任でお願いします)
富豪的解決策
SSD を追加して、最大容量を増やしてしまうのもおすすめです。
SSD の値段は、非常に安くなってきています。「これ消しても大丈夫?」とか考えている間に、開発を進めた方が良い というのも正論だと思います。
開発用に購入するならば、上に書いた ~/Library/Developer や、Xcode 本体を配置することを考えると、1T くらいを用意しておけば、ディスク不足に悩まされるのは、当分先になりそうです。
いまから、購入するならば、USB-C であることくらいを確認すれば、何を選んでも正解だと思います。
自分は、Mac mini 2018 に以下の SSD を外付けして使っています。
富豪的解決策 おまけ: DerivedData フォルダ変更
普通につなげただけでは、Xcode は、~/Library/Developer 以下にファイルを作り続けます。
Xcode での設定を変更するのもお忘れなく。
Xcode の Preference ウィンドウを開いて、以下を設定することで、Derived Data の場所を変更できます。
説明は以上です。
不明な点やおかしな点ありましたら、ご連絡いただけるとありがたいです。
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