[AppStore] AppStore 登録用 スクリーンショット に使うシミュレータについて

     
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Xcode12.2 時点で、iOS14.2 を必要とするアプリを AppStore に申請する時に使用すべき シミュレータを説明します

以下の記事に、2021.4 時点の最新の情報で説明しました。
[AppStore] AppStore 登録用 スクリーンショット に使うシミュレータについて (2021.04 版)

# 過去の機種変遷が興味深かったので、そのまま残してます。

AppStore 登録に必要なスクリーンショット を撮るために使うシミュレータ

Apple の説明

Apple のドキュメントは、こちら

ドキュメントによると、6.5 インチサイズの画面と、5.5 インチサイズの画面の登録は必須とされています。

ドキュメント中では、機種名としては、それぞれ iPhone XS Max と iPhone 8 Plus (or iPhone 7 Plus, iPhone 6s Plus) がそれぞれ言及されています。

Xcode12.2 のデフォルトで用意されているシミュレータ

自分の環境では以下のシミュレータが iOS14.2 向けに用意されていました。

  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone 12
  • iPhone 12 Pro
  • iPhone 12 Pro Max
  • iPhone 12 mini
  • iPhone SE (2nd generation)

以前の iOS 向けには、それまでのシミュレータが見つかると思いますが、最新 OS 向けには、上記機種のみが用意されていました。

Xcode12.2 では、最新の iOS14.2 向けにスクリーンショットを撮ろうとすると、Apple のドキュメントで言及されているシミュレータのうち iPhone 8 Plus は用意されていますが、iPhone XS Max は、用意されていないようです。

デフォルトで用意されているシミュレータで、必要なスナップショット

Xcode 上で、iOS14.2 の iPhone XS Max シミュレータを作成して使うこともできますが、用意されているシミュレータで撮ることができれば、便利です。

デバイスのピクセル解像度をチェックしてみると、iPhone 12 Pro Max が 1284 x 2778 で iPhone XS Max の代わりになりそうです。

Fastlane を使って、スクリーンショット をとっている人は、devices が以下のように変わります。

以前に使っていた devices


devices([
    "iPhone 8 Plus",
    "iPhone XS Max"
])

Xcode12.2/iOS14.2 向け devices


devices([
    "iPhone 8 Plus",
    "iPhone 12 Pro Max"
])

まとめ:iOS14.2 向けに Xcode12.2 で用意されているシミュレータでスクリーンショット を撮る方法

iOS14.2 向けに Xcode12.2 で用意されているシミュレータでスクリーンショット を撮る方法
  • iPhone 8 Plus は用意されているので、使用する
  • iPhone XS Max の代わりに、iPhone 12 Pro Max を使用する

おまけ: 9:41 の不思議

アナログ時計だと、見栄えのする時間(?)として、10時10分が有名です。

Fastlane の snapfile のオプションを見直していて、時間を9時41分にセットするオプションがあることに気づきました。

どうやら、デジタル時計の見栄えのする時間 もしくは、 AppStore での見栄えのする時間は 9時41分のようです。

説明は以上です。
不明な点やおかしな点ありましたら、こちらまで。

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