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Xcode の snippet
Xcode 上で、コマンド(⌘) + Shift + L をタイプすると Code Snippets のウィンドウが開きます。
Code Snippet の使い方
Code Snippets ウィンドウを開き、左側のリストから選択すると、登録されていた定型文が、エディタのカーソルのある場所に入力されます。
この機能は、定型文等を入力するのに非常に便利です。
例えば、以下のような定型文も用意されています。
lazy var #property name#>: #type name#> = {
#statements#>
return #value#>
}()
Code Snippet の登録 (Xcode 上)
上記の定型文は事前に用意されているものですが、自前の Snippet も登録することができます。
- エディタ上で、登録したい文字を選択
- 右クリックで表示されるコンテキストメニューから [Create Code Snippet] を選択
- 表示される Code Snippets ウィンドウで登録されたことを確認
なお、Code Snippets ウィンドウの右下の [Edit] ボタンを押すと、変更することができます。
Code Snippet の登録(Finder から)
ユーザーの登録した Snippet は、以下のフォルダに保存されています。
~/Library/Developer/Xcode/UserData/CodeSnippets
上記のフォルダにファイルを入れることで登録することもできます。
以下に紹介しているテンプレートは、この記事に添付されているファイルを上記フォルダにコピーすることで、使えるようになります。
テスト用テンプレート
Xcode 上でファイルを作成する時に、以下のようなウィンドウが表示され、作成するファイルに応じてテンプレートを使うことができます。
UnitTest を作成する時に、”UI Test Case Class” や “UnitTest Case Class” を選ぶと良さそうなのですが、作成されるファイルは、Objective-C です・・・・
UnitTest や UITest の時に、テンプレートがあると非常に効率が良いので、自分で作ってみました。
UnitTest 用のテンプレート
UnitTest 用のテンプレートです。
クラス名等を placeholder にしてあるので、TAB キーで移動して埋めていくことができるようにしています。
UITest 用のテンプレート
UITest 用のテンプレートです。
UnitTest 用テンプレートと同様に、クラス名等を placeholder にしています。
メソッドテンプレート
メソッド追加用のテンプレートを用意しておくと、さらに便利です。
まとめ:Swift で UnitTest,UITest 作成効率向上のポイント
- Xcode の Code Snippets を利用すると、テストコードも効率的に書ける
- Code Snippets に クラステンプレートを登録しておくと効率向上に直結する
- メソッドのテンプレートを登録しておくと、さらに効率が向上する
上で紹介しているテンプレートはこちら:20201212CodeSnippetsForTest.zip
説明は以上です。
不明な点やおかしな点ありましたら、こちらまで。
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