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最低限必要なスクリーンショット
アプリを AppStore に登録して承認されるために必要な 最低限のスクリーンショットについて説明します。
すべてについて理解したい方は、こちら。
基本的に、ここでの説明は上記説明の抜粋です。
環境&対象
- macOS Ventura 13.4 Beta
- Xcode 14.3
- iOS 16.4
# AppStore へ登録するときは、beta 版の Xcode でビルドすると Reject されます。
AppStore に登録必須なスクリーンショット
iPhone 向けと iPad 向けで必要なスクリーンショットは異なります。
iPhone アプリ
登録必須なサイズは、以下です。
・6.7 inch (iPhone 14 Pro Max) もしくは 6.5 inch (iPhone 14 Plus)
・5.5 inch (iPhone 8 Plus)
以前は、6.7inch が存在せず、6.5inch の登録が必須だったのですが、6.7 inch サイズの iPhone14 Pro Max の登場で少し複雑になりました。
デバイスサイズ詳細
iPhone 向けアプリの場合は以下のデバイスサイズについてのスクリーンショットが表示されます。
・6.7 inch : 14 Pro Max
(存在しなければ、6.5 inch が拡大・縮小されて表示, 6.7inch, 6.5inch のいずれか必須)
・6.5 inch : 14 Plus, 13 Pro Max, 12 Pro Max, 11 Pro Max, 11, XS Max, XR
(存在しなければ、6.7 inch が拡大・縮小されて表示, 6.7inch, 6.5inch のいずれか必須)
・6.1 inch : 14 Pro
(存在しなければ、6.5/6.7 inch が拡大・縮小されて表示)
・5.8 inch : 14, 13 Pro, 13, 13 mini, 12 Pro, 12, 12 mini, 11 Pro, XS, X
(存在しなければ、6.5/6.7 inch が拡大・縮小されて表示)
・5.5 inch : 8 Plus, 7 Plus, 6s Plus
(必須)
・4.7 inch : SE(3rd), SE(2nd), 8, 6s, 6
(存在しなければ、5.5 inch が拡大・縮小されて表示)
・4 inch : SE(1st)
(存在しなければ、5.5/4.7 inch が拡大・縮小されて表示)
・3.5 inch : 4s
(存在しなければ、5.5/4.7/4 inch が拡大・縮小されて表示)
各サイズの右側は、対象となるデバイス/登録されていない時の表示内容です。
(数が多いので、デバイス名の iPhone XXX の iPhone 部分を省略してます)
Xcode 14.3 に最初から用意されているシミュレータ の iPhone 14 Pro Max を使いつつ、
追加で、iPhone 8 Plus のシミュレータをインストールしてスクリーンショットを作成するのが良さそうです。
なお、ピクセル数としては以下の通りです。
6.7 inch:
縦向き: 1290 x 2796
横向き: 2796 x 1290
6.5 inch:
縦向き: 1284 x 2778 or 1242 x 2688
横向き: 2778 x 1284 or 2688 x 1242
5.5 inch:
縦向き: 1242 x 2208
横向き: 2208 x 1242
iPad アプリ
登録必須なサイズは、以下です。
・12.9 inch
デバイスサイズ詳細
iPad 向けアプリの場合は以下のデバイスサイズについてのスクリーンショットが表示されます。
・12.9 inch : iPad Pro(6th, 5th, 4th,3rd)
・12.9 inch : iPad Pro(2nd)
・11 inch : iPad Pro, iPad Air(4th), iPad mini(6th)
(存在しなければ、12.9 inch が拡大・縮小されて表示)
・10.5 inch : iPad(9th, 8th, 7th), iPad Pro, iPad Air
(存在しなければ、12.9 inch が拡大・縮小されて表示)
・9.7 inch : iPad iPad mini
(存在しなければ、12.9 inch が拡大・縮小されて表示)
各サイズの右側は、対象となるデバイス/登録されていない時の表示内容です。
Xcode 14.3 で用意されているシミュレータを使って作成するならば、iPad Pro (12.9-inch)(6th generation) を使って作成するのが良さそうです。
12.9 inch のサイズとして、iPad Pro(6th, 5th, 4th,3rd) と iPad Pro(2nd) の2種類がリストアップされていますが、解像度は同じです。
AppStore への登録にも同じ画像が登録できます。
なお、ピクセル数としては以下の通りです。
12.9 inch:(2つとも以下のピクセル数です)
縦向き: 2048 x 2732
横向き: 2732 x 2048
fastlane向け設定抜き出し
fastlane でスクリーンショットを撮っているので、そのための設定ファイルをメモしておきます。
iPhoneApp 向け
devices([
"iPhone 8 Plus",
"iPhone 14 Pro Max",
])
iPadApp 向け
devices([
"iPad Pro (12.9-inch) (6th generation)"
"iPad Pro (12.9-inch) (2nd generation)"
])
まとめ
AppStore に必要なスクリーンショットについては、丁寧に説明されていますが、すこし回りくどかったりするので、最低限必要なスクリーンショットをまとめてみました。
- iPhone 向けには、”iPhone 8 Plus” (1242 x 2208)と “iPhone 14 Pro Max” (1290 x 2796)
- iPad 向けには、”iPad Pro (12.9-inch) (2nd)” (2048 x 2732)と “iPad Pro (12.9-inch) (6th)” (2048 x 2732)
説明は以上です。
不明な点やおかしな点ありましたら、こちらまで。
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