[macOS] 新規ディスクを APFS (Apple File System)で使う

新しいディスクを APFS フォーマットを使って Mac に接続する方法を説明します。

環境&対象

以下の環境で動作確認を行なっています。

  • macOS Big Sur 11.4

APFS は便利です

APFS は、APple File System の省略形で、Apple の開発したファイルシステムです。2017 年に導入されて以降 iOS, iPadOS, tvOS, macOS と Apple のすべてのプラットフォームで使用されています。

APFS の特長のひとつとして フラッシュメモリや SSD に最適化されていることがあります。

Mac に SSD を新規ディスクとして繋げる時には、APFS フォーマットで接続するのがおすすめです。


APFS のメリット

以下のような点が特長として説明されています。

  • 強力な暗号化
  • 領域共有
  • スナップショット
  • 高速なディレクトリのサイズ調整
  • 基本的なファイルシステムの向上

ディスクユーティリティで確認

macOS 上では、「ディスクユーティリティ」を使うことで ディスクのフォーマットを確認することができます。

APFS フォーマットのディスク

macOS 10.13 以降のデフォルトのファイルシステムは、APFS です。

ですので、(macOS10.13 以降がインストールされていた Mac の) OS がインストールされているディスクは、APFS になっています。

ディスクユーティリティで確認すると、以下のようになっているのが確認できます。

01.APFSを確認
01.APFSを確認

「物理ディスク」と「物理ボリューム」の間に、コンテナが存在するのが特長です。

APFS でない(MacOS拡張フォーマット)のディスク

それ以前から使われてきた もしくは、普通に 購入してきたまま使っている外部 SSD は、特に何もしていなければ、APFS を使っていないので以下のように見えるかもしれません。

02.HFS+
02.HFS+

「物理ディスク」の直下に「物理ボリューム」が存在するのが特長です。

APFS のメリット

APFS のメリットとしていくつかあげていますが、ユーザーからすると、「領域共有」機能は、手間をかけて移行する価値のある機能です。

これまで ディスクを分割利用する時には パーティションで分割していたと思います。パーティションで分割するには、その時点で各パーティションの容量を指定しなければいけません。

イメージはしていても、厳密なサイズはわからないものです。使っていくことで複数あるパーティションのうち1つがいっぱいになってしまうこともあります。他のパーティションはまだ空いているのに・・・・というケースはよく起こります。

後からパーティションのサイズを変更することも不可能ではないですが、面倒です。

APFS を使用すると コンテナ内に存在する複数のボリュームは、残容量を共有することができます。
もちろん、物理ディスクの持つ容量以上を保持することはできませんが、特に個別ボリュームの容量を指定せずとも 適当に融通してくれます。

この機能によって、ディスク分割時に必要となる容量を正しく予想しなければいけない という 苦行から解放されます。

新しいディスクを使い始める前に

新しいディスクを使い始める前に、「ディスクユーティリティ」を使用して、フォーマットを確認することをお勧めします。

ポイント
使い始めてからフォーマットを変更することはできないので、使用前に確認することが大切です。

フォーマットを APFS に変更

「ディスクユーティリティ」を起動して、左側のサイドバーを確認します。

ここが、APFS でなかった時には、以下の手順でフォーマットし直すことで、APFS に変更することができます。

ポイント
APFS に変更する時にすべてのデータが消去されます。

APFS で再フォーマットする

サイドバーにある該当する「物理ディスク」上で右クリックして、「消去」を選択します。

以下のようなダイアログが表示されますので、「APFS」と「GUIDパーティションマップ」を選択して、「消去」ボタンを押下します。

03.AFPSでフォーマット
03.AFPSでフォーマット

自動的に1つのコンテナが作成され、その中に、指定した名前のボリュームが作成されます。

04.コンテナも作成されている
04.コンテナも作成されている

ボリュームを追加

必要であれば、作成されたコンテナにボリュームを追加することもできます。
サイドバーの「コンテナ」を選択して、右クリックで表示されるコンテキストメニューから、「APFSボリュームを追加」を選択します。

05.コンテナにボリューム追加
05.コンテナにボリューム追加

以下のように、残容量が共有されていることが確認できます。

06.2つのボリュームで残量を共有
06.2つのボリュームで残量を共有

パーティション分割は、おすすめできません

大容量ディスクを使うときにはパーティションで分割したくなりますが、Apple は、物理パーティションを使わずに、APFS の ボリュームを使って、分割することを勧めています。

APFS ボリュームでもパーティションと同じような分割をすることができ、さらにより柔軟に運用することができます。

新規ディスクを APFS で使う
  • 購入したばかりのディスクは、APFS フォーマットされていないケースがある
  • HFS+ フォーマットを APFS フォーマットに変更する時には、全データが削除されてしまう
  • APFS フォーマットを使用すると物理ディスクの空き容量を複数ボリューム間で共有することができる

説明は以上です。
不明な点やおかしな点ありましたら、こちらまで。

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